2011年


大ダコに挑戦
2011年12月20日






  9月の台風がもたらした大崩落以来
  まるで大きなタコのような根っ子に
  張り付かれて苦労していた杉の木を
  毎日々少しづつ掘り進んで
  やっと救出











  すべての足を浮かせることに成功しました
  このまま谷に落とすのは惜しいような大ダコ振り!








  庭らしく?
  
  庭と呼ぶにはおこがましく
  まだまだ工事現場のような
 「ルミノガーデン」ですが・・
  少しづつ庭らしく?






 ブリキの衣装カンの蓋に
 黄色いペンキを塗って
 即席のベンチに
 仕立てましたが・・
 体重制限あり
















  ←切り株を脚にしています
  


ただ今避寒中


 寒さに弱いハーブを
 縁側に待避させました

 左から
 チャイブ 
 レモンゼラニューム
 レモンの挿し木苗
 レモンマートル
 レモングラス
 レモンユーカリ



   


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冬に向かうジャルダン
2011年12月8日

 朝晩の厳しい冷え込みと
 日中のまるで春のような陽射しと・・
 寒暖の差の著しい今ごろの
 山の気候にも耐えて
 ハーブたちは案外元気です


 ←銀杏


冬囲い





  寒いのが苦手なレモンバーベナは
  毎年ビニールで囲ってやります

  今年は囲いの中に籾殻をたっぷり敷き詰めました
  籾殻マルチの保湿保温効果を期待して
  種まきしたあとや、苗を植えたあとには
  籾殻を敷き詰めておくことが
  この頃のジャルダン人のブーム



チコリ




  のた〜と地面に張り付くように
  真ん中に赤い線の入った長い葉をのばしています

  葉が枯れたら根を掘り上げて
  日光を遮断して育てる軟白栽培に
  挑戦してみようと思っています


ローズヒップ







  実も楽しめる薔薇、ロサ・カニナは
 一重の小さなピンクの花をたくさんつける
 原種に近い丈夫な薔薇です



フェンネル




  フェンネルは冬の寒さを経験して成長する植物
  きれいなグリーンの葉っぱをモヤモヤと繁らせて
  今ごろでも花を咲かせて元気一杯

  寒くなると気管支にやや難有りのジャルダン人Bは
  フェンネルのお茶が手放せません


ラムズイヤー







  この羊の耳のようなラムズイヤーの葉っぱも元気一杯
  
  今年の早春に株分けしてあちこちに増えたので
  冬に向かうジャルダンのグランドカバーに
  一役かってくれています



屋根渡る人


  山の古家の屋根には取っても取ってもペンペン草が!

  どこからか飛んできた種が
  瓦の隙間に根を下ろすのでしょうか

  一方の軒先にくくりつけてから、屋根を越えて
  向こう側にほおり上げて垂らしておいた命綱を頼りに
  慎重に漆喰で塗り固める作業をします

  こうしておいても、また来年になればどこからか
  芽を出してくるでしょう
 
  恐るべし、雑草の力!

   


                        
                                                     




鬼柚子
2011年11月19日





 昨年発見した「父からの贈り物」鬼柚子(2010年
 12月9日ブログ)

 周りの木を少し切って陽当たりが良くなったせいか
 今年はこんなにたくさん!






 皮で砂糖菓子を作ってみました

 実のまわりについているふわふわしたワタをはいでから
 細切りにした皮を、砂糖水で煮ると
 こんなに透き通って煮上がります

 










 砂糖をまぶして1日天日に干したら
 鬼柚子の皮の砂糖菓子が完成


ジャム



 砂糖菓子の残りの実と他の鬼柚子でジャムを作りました

 保存がきくようにと、ビンに詰めて湯煎にかけましたが
 たぶんあっという間に食べてしまうでしょう










 毎日のヨーグルトにかけたり、お料理のソースに入れたり
 柚子茶で飲んだり・・


ただ今工事中


 砂利道を入って中程右側に
 花壇を作っています

 前回ブログでご紹介した
 Bの父が端整して作っていた
 花壇の縁取りの瓦の残りが
 沢山あったのをもらってきて
 ここの花壇も父流に
 



七色の道?


 入口から砂利道に沿って作っている粘土入り舗装の
 「土の道」もだいぶ長くなりましたが、粘土の割合が
 その都度アバウトで・・微妙に色のトーンが違っています
 「手作りの味」ということに・・

 まだまだ「ルミノ」は工事中
 土の小山や資材やらバケツやらが散らばって
 通りがかった方は首を傾げて見て行かれるみたいです





   

 






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山越えて・・
2011年11月5日


 ブログの間隔がちょっと空いておりました間に・・
 実はセッセ セッセと崩落土を下に(バケツで!)
 運んでおりました

 アリの一徹(?)、土砂の山を二つ三つと崩して
 ついにあと一つの山を崩せば元々あった道に通じる
 というところまできました(涙)


    台風直後の頃 ↓
 







 ジャルダン人アリが運んだ先「ルミノガーデン」の荒れ地に
 栄養たっぷりの山の土が入って、パーゴラの横にも
 植栽が可能となりました(レンガの道に沿ってオレガノ、
 カモミール、ミント、レディースマントル・・)


おっ!



 一役も二役も終えたミシンの台

 鉄の脚の錆を落としてから、ターコイズブルーのペンキを
 塗ったら・・おっ!我ながらなかなかいい味が・・

 作業台に?ただのモニュメント?







 もう一つ
 Bの実家の庭先に転がっていた鉄製の台(たぶん盆栽の台)
 
 次々にヒット作を生み出しては家族の喝采を浴びていた
 アイデアマンだったBの父の作品です

 ガーデンテーブルに?

 今は故人となった懐かしい人たちとまた出逢えるような・・
 ルミノはそんな庭になるといいナ(もちろん、生きている人
 たちとはいうまでもなく!)


今ごろのジャルダン



 菊花

 秋の花といえば菊でしょう!
 丈夫過ぎて、どんどん他のハーブの領域を荒らすので
 どんどん切って邪険にしたこと、ごめん!






 サフラン

 昨年はジャルダンで、小動物にすっかり食べられて
 しまったので、今年は家の庭先に植えました

 三本の雌しべの香りのいいこと!






 ローズヒップ

 ご存知 薔薇の実!
 レモンの20倍のビタミンC含有とか
 
 はて、どんな色になったら収穫するんでしょう?





   

    








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砂 砂 砂
2011年10月16日


 荷台にいっぱい砂を積んで、手作り中の庭「ルミノ」の
 砂利道ギリギリ入ってきた4トントラック

 一番奥にあるパーゴラの前まで来て
 器用に荷台から砂を下ろすと
 そのままバックで(!)スルスルと帰って行きました

 スゴイ!
 前にしか走れない私
 プロの運転技術に魅力されました











 その砂はパーゴラの下に広げただけではなく・・






 道作りにも

 私の大胆道作りのご紹介です

 まず、砂を敷き詰めて
 傾斜をだいたい水平にとります(ゼンゼンいい加減です)

 その上に、ジャルダン特産(?)黄色い粘土をのせて
 混ぜ合わせます
 





 あとは、いい加減な分量の(お得意の)セメントと
 黄色い粘土をゆるく水で溶いたものを上から流し込んで
 塗りますが、この時粘土の黄色が表面に出るように
 何度もこすりつけます






 結果は!

 プロが見れば嘆かれること請け合い!
 ひび割れやら塗りむらやら

 恐る恐る乗ってみたら、他は乾いているのに
 なんかふにゃっとする部分があったり

 この道、重さ制限が必要かも・・







 今テレビの園芸番組や園芸についての著作で著名な
 イギリス人園芸家、ポール・スミザー氏が紹介されていた
 その土地、土地の土をセメントに混ぜた
 「温かみのある道」に共感して作ってみました

 この先何度も手直しが必要でしょうが
 この土色の道、「味がある」と言えないこても・・



水はけの極端に悪い場所に



 どしゃ降りのあとになると
 足をとられてしまうほどのぬかるみとなる場所に
 砂をシコタマ入れました

 家で余っていた敷石を所々に嵌め込んで
 間にミントを植えてみました


 


ロックガーデン?


 ベンケイソウなどの、乾燥を好む山野草を
 石垣の縁の、もともと石ころだらけの木の根っこに
 砂を敷いて植えてみました

 ロックガーデンの良さが今一つ理解できませんが・・



番外 @


 移動して使える小型の発電機を手に入れました

 これで、まだ電気の来ていない「ルミノ」の枝はらいが
 電動バリカンで楽チンにできます
 (手押し車の荷台に板で台をのせたのがちょっと自慢)


番外A






 二度の台風で壊滅的な被害を受けて以来
 初めての収穫

 レモンバーム、ローズマリー、桑の葉っぱ(マルベリー)
 レモンの葉っぱ







   
 








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柿渋作り
2011年10月2日


 外テーブルに柿渋を塗って以来(2011年5月20日ブログ)
 柿渋にハマってしまった私

 渋柿を下さる方があったので
 自家製柿渋を作ってみました






  柿をサッと水洗いしてから
  丈夫なビニール袋に入れて
  上からハンマーで叩きます






 潰れたら、ヒタヒタの水を加えてガラス瓶に入れて
 冷暗所に5日






 5日おいた柿を
 木綿手拭いか、蒸し器に入れる大きな布巾でギュッ

 汁は別にとっておいて
 カスはもう一度ビンに戻します(二番絞り用)







 一番絞りと二番絞りを一緒にして一年間熟成させる
 (絞ってすぐにでも、使えないことはないそうですが)


ジャルダン人Bの作品



















 田舎暮らしを始めてから、Bは次々に大作に挑んでいます


 これは山賊(?)の砦みたいな裏の木戸
 最近はこんなド田舎でもだんだん物騒になってきたことと、鹿ヨケのためもあって
 
 あまりに門扉の巾が広いので、高いポールを立ててワイヤーで吊り上げてるのがミソ




玄関の門扉




 ←凹の切りこみ












門扉を階段の途中に付けようとしたため、門柱を立てるのに、う〜む・・
取り付ける方法を夜通し考えてたみたい

閃いたのが、階段の左右に取り付けられた転倒防止用の手すり

門柱に凹の切り込みを入れて手すりを挟み込む形で固定する、というアイデア!







 仕上げは、何と言っても、か・き・し・ぶ




  ←柿渋を塗るAの手





   
              








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台風 その後
2011年10月1日






 山道の行く手を遮ってドサッと積まれた土砂の山!
 為すすべもなくオロオロ・・のはずですが・・
 よくよく考えてみれば・・






 土砂と共に流された大きな木の根っこの回りには
 フカフカの腐葉土







  ブリキのバケツに一杯土を詰めて
  セッセと軽トラで運んでいるうち



 






 いつの間にか
 製作中の手作りの庭「ルミノガーデン」に必要な
 花壇の土の山があちこちに

 堆肥を入れてビニールシートをかけて
 ただ今「熟成中」








 谷に倒れこんだ雑木を
 チェーンソーで適当な長さに切って
 ロープで引き上げてみれば






 花壇の柵にいいカンジ!
 こんなのがずっと欲しかったの


 そんなわけで・・
 紀伊半島に未曾有の被害をもたらして
 去っていった台風ですが、考えようでは、
 庭完成へ一歩後押ししてくれたような・・
 
 それにしても荒っぽいやり方で
 



 ビオトープ?



 ここだけは水はけが極端に悪くて
 いつも水溜まりができてしまいます

 試しに水辺が大好きなミソハギの種を撒いてみましたら
 ぐんぐん大きくなって

 無理やり「ビオトープ」と呼ぶことにして
 睡蓮と一緒に、トクサや水性クローバーなどの
 水性植物を睡蓮鉢に植えてみました

 
 








 この「ビオトープ」、
 種蒔きのあと、腰水で育てるのに丁度良くて
 秋まきの種の苗置場になってしまいました








  
   


                                         






立ちつくす・・
2011年9月8日





  まるで天の水瓶が壊れたかのような大雨台風12号が
  やっと通り過ぎて、恐る恐るジャルダンの様子を
  見にきてみましたら・・(絶句)





 前から気になっていました箇所が
 幅20メートル近く崩落して、下の林道をまたいで
 土砂が谷に流れてしまいました

 そのために、山の上に通じる唯一の道は
 土砂や滑ってきた樹木で埋まり通行不能!






 まだまだ不気味な亀裂が林道のアチコチに
 
 また大雨が降れば・・!


ご覧ください!



 本来なら山肌に立っていたはずの雑木
 土砂と共に流れて無事に道路脇に着地






 以前は下からは木で隠れてほとんど見えなかった
 鹿よけフェンスが丸見えに

 フェンスギリギリに植えられていた梅の木は
 斜面中腹で無事着地


 (←梅の木)







 梅と一緒に流されて無事だったローズマリーは
 下のガーデンに持ち帰り、鉢に植えました
 これを称して「ラッキーローズマリー☆」
 近い内に「ラッキー梅」も救出してやりましょう



気をとりなおして


 
 下から見上げる限りでは、シダや木の根っこを
 巻き込んで流れた土砂の小山は四つ

 手前の小山から土砂の取り除き作業を開始しました




 大きな切り株が小山の中から出てきましたが
 巨大な根っこを大地から剥がすのは、もうたいへん!

 童話の「大きなカブラ」でカブラをはがすシーンのように
 ヨイショヨイショ

 やっとこさ根っこが剥がれて、小山は一つ小さくなりました

         (↓出てきた根っこ)






 作業を進めて行くうちに
 シダや木の根っこの周りにはふわふわの腐葉土が
 いっぱいついていることに気が付きました
 
 これを見逃す手はない!





 下に製作中の手作りガーデン (ガーデン誕生の
 きっかけを作って下さったある方の名に因んで
 「ル・ミノガーデン」と呼ぶことに) は
 まだまだ土がいっぱい必要です
 
 この土砂崩れはひょっとしたら
 ご先祖さまからの荒っぽい贈り物!?
 そう思うことにして
 これからエンエン、土をバケツ(!)に入れては
 軽トラに乗せて運ぶ・・
 まるでアリが象に挑戦するような日々が・・つづく



エンジェル・トランペット

 
 鉢植えにしていた三本のエンジェル・トランペット
 早く地植えしてやりたいと思っていましたが
 大量の土が手に入ることになってやっと実現できました
 まだ土留めの柵がありませんが
 やっと巨体を休める花壇が確保できて
 大きな葉を広げて元気そうになってきました



   


    










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木を切る人
2011年8月21日



 この間の台風で根こそぎ崩れたクヌギの木の枝を払って
 花壇の縁に置いてみましたら、なんとも自然なカーブの
 縁取りが出来上がったことに気をよくして
 あちこちで杉の木の邪魔をしている雑木を切ることにしました

  









 おっかなびっくりで使っていたチェンソーも
 最近は上手に扱えるようになって
 無事に切り倒した木は、枝を鋸と鉈で払い
 運び易い長さに切り揃えました








 今日の収穫物を軽トラに乗せて
 なんと!そのままバックで坂道を下って運びおろしました

 谷底に落ちなくてヨカッタ ヨカッタ





 前述の、台風で根こそぎ倒れた木が崩した根元の土が
 きれいな黄色をしているのに気が付きました
 その辺り一帯は黄色い岩石の上に土が堆積していて
 表面の黄色い土は下の黄色い岩石が
 作り出したもののようです






 普通、セメントには砂を混ぜるようですが
 この黄色い土を混ぜてみたら自然な温かみが出るのでは?
 でも、土なんか混ぜたらかたまらない??

 実験的に一部分塗ってみましたが、ナンカうまくいきそうです

 黄色いコンクリート、というわけにはいきませんが
 灰色ではなく少し土の色がついて
 柔らかい色のコンクリートに仕上がりました





 上の谷にゴロゴロしてる平たい石を拾ってきて
 その石と煉瓦でテラスを作ることにしました

 真ん中に敷いた煉瓦の部分を
 蛇行するように石を並べてみました
 
 でこぼこしたり、段差ができたり・・
 決してスマートな仕上がりとはいえませんが
 そこは手作りの味・・ということにして
 テラス作りは少しずつ進んでいます


 




  ←石の部分は煉瓦部分に沿って
   帯状に横Uの字に蛇行する予定です






  ウコンの花


 容赦なく照り続ける日射しに
 他のハーブたちはみんなウンザリして勢いがありませんが
 ウコンだけは青々と大きな葉を繁らせて生き生きと元気で
 今年も南国の花のような大きな白い花を咲かせました





   


    












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  大雨台風6号の落し物
2011年7月24日




 台風が去った翌々日
 恐る恐る様子を見に行ってみましたらビックリ!
 ジャルダン下の林道は、水が流れた跡が削られて
 あちこちにザックリと深い溝ができてしまいました








 おまけに斜面の木が2〜3本
 根こそぎ倒れて道をふさいでいます
 緊急に直さないと車が通れません









 こんなことに備えて用意してあった砂利を一輪車で運んで
 溝に埋めていきました





 作ってあった水抜きの溝は、土砂に埋もれてしまったので
 掘り起こして丸太で囲んで、谷に水が抜けるようにしました
 これで入り口付近はなんとかなりそうですが
 これから奥もこんな感じで続いています

 台風が来る度にこれではたまりませんが、
 所々コンクリートを流した箇所は損傷が少ないようです
 まだまだ台風シーズンはこれからですから
 緊急にコンクリートの工事をやらねばなりません



水がこない!!


 

 困りました!
 水が止まってしまいました
 この猛暑に水が無くては
 たちまち植物たちは干上がってしまいます!

 水源調査に谷を分けいって登ってみましたら
 案の定コンクリートで囲った水溜は
 土砂で埋まってしまっていました








 ホースを外しておいて土砂を手で掻き出すと
 出水孔からドッと水が流れてくれました









 ヤレヤレですが、掻き出し作業中や
 再びホースをくっ付ける時にBはびしょ濡れ
 増水して勢いよくなった谷に足を滑らさないかと心配で
 作業しているBのベルトを思わず引っ張っていました

 山の仕事は危険がいっぱい
 これからも無事に山を守っていけますように








    



  









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デッカイ!
2011年7月21日




  <アーティチョーク>

 前にも見ていただきましたが
 今度咲いたアーティチョークはすごくデッカイ!








  アーティチョーク中心に生リースにしてみました

  オアシスを網でくるんで作ったリース台に
  花はベルガモット、ハニーサックル、タイム、
  リーフはローリエ、ローズマリー、レモン、マートル、
  ギボウシ、サントリーナ、ラムズイヤー、をさしていきました




7月のジャルダン






 梅雨が明けて夏本番のジャルダン
 作業するのは、お日様が照りつけるまでの
 早朝、又は夕方に




 <ソープワートの花>

 葉っぱや根に天然の石鹸成分であるサポニンが
 含まれていて、煮出し汁が石鹸の働きをすると
 いわれているソープワート
 ヨーロッパの貴族の館などに保存されている貴重な
 タぺストリーは、これで洗うと糸をいためないとして
 今でも利用されているとか

 この可憐な花を咲かせるハーブはなかなか丈夫で
 一度雑草と間違われて抜かれてしまいましたが
 いつの間にか見事に復帰していました(拍手!)








 <ハニーサックルのミニパーゴラ>

 ハニーサックルもなかなか丈夫で、逞しく蔓を伸ばして
 ミニパーゴラに絡んでくれています
 初夏に一度咲いて休んでいた花が
 また咲きだしました

 パーゴラの前のナスタチュームもいま花盛り


飲み物2つ

 <シソジュース>

 去年は邪魔なくらい
 繁っていた青シソが
 どういうわけか全滅

 今年はシソジュースを
 諦めなくてはいけないのか
 と気を揉んでいましたら
 親戚のミチコさんが
 赤シソ青シソを山盛り
 持ってきてくれました
 (ナイナイ!と
 騒いでおくのもですね(笑))

 今年もシソジュースで
 酷暑の夏を
 乗り越えられそうです





<フルーツ・フラワーティー>

 頂き物のオレンジの輪切りに
 薔薇の花びらとベルガモットの花
 葉っぱも香る薔薇スイートブライヤーの
 葉っぱをのせてお湯を注ぎ
 フルーツ・フラワーティーを淹れてみました

 カップにもオレンジを入れておきましたから
 フルーティな瑞々しいお茶になりました

 喉に良いというヒソップのシロップを添えて
 甘いお茶に







   








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夢のガーデンへ パート5
2011年7月14日

 <コンポスト>

 丈夫なハーブは土作りから、とわかってはいても
 なかなか実行が伴わず、チョコチョコ穴を掘って
 野菜クズや卵のカラを入れていましたが
 すぐにいっぱいになってしまって
 そのうち穴の存在を忘れてしまう始末

 そこで、長年小屋の裏に山と積まれていた
 朽ちかけた丸太ん棒を組んで、コンポストを作りました

 野菜クズやらハーブの要らない部分やら
 剪定した木の枝や葉っぱやらをどんどん入れても
 この大きさならなかなかいっぱいになりません
 糠を混ぜて少し土を被せておいて
 時々切り返して空気を入れてやれば
 そのうち滋養たっぷりの腐葉土になってくれるハズ・・?







  <作業台>
 今まで自宅でやっていた、ハーブの乾燥作業の前の
 仕込みを、前に作った柿渋テーブルの上でやることに
 
 ここなら広いし、床にハーブのクズが落ちることの心配も
 要らず、使わない部分はコンポストに運べば良いので
 安心








  <流し台>

 むか〜し昔、使っていたらしい、なにやらレトロなタイルが
 前面に貼ってある流し台が転がっていたので
 クヌギの木の下に設置しました

 ここなら、いちだんと低くなった下の道路側の谷に
 常時流して、ふんだんに水を使うことができます

 上から引いた谷の水ですから、無料なのがなにより!
 ただし、時々詰まったり、ホースが途中で外れたり・・
 突如水が出ないことも・・



元気な夏の花



  <エキナセア>

 免疫力アップの花、エキナセアは見るからに丈夫です

 大きな花の大部分を占めるのは
 向日葵の真ん中のような丸いゴワゴワした部分

 真夏の太陽に射られて
 他の花たちはグッタリしているのに
 エキナセアは元気そのもの!












 カモミールのように、花弁が反り返るころが
 飲みごろかと(勝手に思っています)




                            ↑
                   大きな花も干すとこんなカンジに










 お茶に煎れると元の大きさの花に
 まるで水中花のよう







  <アーティチョーク>

 西洋アザミと呼ばれることが納得!
 まるでアザミのような、綺麗な紫色の花を
 見たのは初めてでした





  





    

                                       



山にもパーゴラ
2011年6月19日


 麓に作ったパーゴラの仕上がりに気を良くして
 山の上にも作りました

 山の陽射しは強くて、ほとんどのシーズン
 日除けなしには過ごせません

 今まで設置していた四角い日除けテントを覆ったので
 ずいぶんノッポのパーゴラになりました







 パイプの上にネットをかけて
 ハニーサックルが絡むのを待っています

 ハニーサックルが絡んで木陰ができれば
 テントが取り外せるのですが・・


6月の花たち 2



 <エキナセア>

 免疫力アップのハーブとしてつとに有名なエキナセア
 写真でしか見たことがなかったので
 咲くのを楽しみにしていました

 疲れた時や風邪症状の初期にはとりあえず飲んでおくと
 安心なので、このエキナセアのチンキは欠かせません

 これからはお店まで買いに走らなくても済みそうで
 よかった、よかった♪



 <チコリ>

 ニョキニョキ大きく伸びるばかりだったチコリ
 ほんとに花が咲くのか心配でしたが、紫色の優雅な花が
 梅雨空を彩って一斉に咲き始めました
 枝の根元にくっついて咲くので、採るときに苦労しますが


         ↓大きくなるばかりだった頃のチコリ






  <ベルガモット>

 赤と白に先駆けて
 ピンクの(ワイルドベルガモット)から咲き始めました






  しばらくして赤いのも白いのも咲き揃いました








  <ラムズイヤー>

 白くて柔らかい毛で被われた葉っぱが
 子羊の耳のようなラムズイヤー

 去年は葉っぱばかりだったのですが
 植えてからニ年目の今年
 茎がニョキニョキ伸びてきたと思ったら
 その茎先の房に濃いピンクの小花が咲きました

ステキ発見!



 大手スーパーの一角にある、地元の生産物を紹介する
 アンテナショップに、この春からハーブ製品を出品させて
 頂いているのですが、
 生鮮野菜やお菓子などの食べ物が多い中に
 お洒落な寄せ植えボックスが一際目立っていて
 前から気になっていました

 お洒落なお花のアレンジに加えて、お手製らしい木製の
 ボックスがメルヘンチックな雰囲気を添えています
 底には水抜き孔も作ってあって
 丁寧な仕上がりです(しかも、安い!)






 買ってきて、さっそくお気に入りスポット「味噌樽デッキ」の
 白い椅子の上に置いてみました

 これで、梅雨のウサも晴れそうです♪






    


   












  ローズ ローズ ローズ!
2011年6月7日







 昨年は虫にやられてチラホラとしか咲かなかった
 ピンクのオールドローズ、ロサ・ガリカ・オフィキナリスが
 今年は健気に復活しました





 一度作ってみたかった薔薇ジャム!
 ロサ・オフィキナリス復活の記念に作ってみました

 薔薇の花びらにレモン一個分の絞り汁を振りかけて
 しっかり揉むと、赤い汁が出てきます
 赤い汁は取っておいて花びらだけを鍋に残し
 お砂糖を入れたら20分くらい弱火で煮ます








 残しておいた赤い汁を鍋に戻して
 一時間ほど寝かせたあと、トロミがつくまで煮て・・

 何やらミステリアスな「赤い薔薇ソース」完成!
 幸せな味がしました

                   
6月の花たち





 <クラリセージ>

 うぶ毛に被われた肉厚の葉といい
 濃厚な大人の香りのする穂状の花といい
 これがセージ?といいたいようなクラリセージは今が盛り








 
 <鬼柚子>
 
 何?このいい香り?
 香りを辿っていくと 
 鬼柚子の木にあたりました
 
 ジャスミンに似た濃厚な香りが
 辺り一帯に漂っています







 <ハニーサックル>

 上へ上へ
 ハニーサックルのツルの伸び方は猛烈
 ハニーサックルは夕方から香るのだとか









 <ドクダミ>

 こんなに清楚な花なのに
 どうしてドクダミなどという名前がつけられたのかしら?
 花が咲き始めた今がいちばん薬効が高いとか





 <ニゲラ>

 モジャモジャした髭のようなもので
 被われて青や紫や黄色の
 可憐な花が咲きます
 それに又、種が何とも不思議な
 形の鞘の中におさまっている
 ふ・し・ぎ花






 <ドッグローズ>

 ロサ・オフィキナリスと同じく
 今年のロサ・カニナ(ドッグローズ)は
 超元気
 元気過ぎて片一方に傾いてしまい
 すごく危険な状態








 それをヨッコラショと助け起こして
 これなら秋にはビタミンC豊富なローズヒップが
 たくさん採れると思います











   

                                      




夢のジャルダンへ  パート5
2011年5月25日
 


 <夢のパーゴラ>

植物を絡ませて、その下で緑の木漏れ日を楽しむための
構造物、がパーゴラというものだそうです

これをぜひ一つ、と思っていたところ
飛んで火に・・(オットット・・)ボランティアをやってやろうと
高速を飛ばすこと二時間(この日は改良工事のため
三時間余りかかったとか)、隣県N市の外れから
来てくれたのは、ジャルダン人Aの元職場の友人
韓ドラ大好きのK氏

あらかじめBが用意していた、屋根の部分に
ちょっと曲がりの入ったパイプと、支えにする鉄の支柱を
組み合わせてパーゴラらしいものを組み立てていきました











 石ころだらけの土壌のために、石に当たって支柱が
 思うように打ち込めません

 ツルハシをふるって支柱を埋め込む作業が
 なかなか骨が折れる様子









 天井の、パイプがクロスする部分に長いパイプをのせて
 パーゴラはほぼ完成!

 普段は、釣竿とカメラとサックスで休日も忙しいK氏、
 たまにはこんなボランティアかってくれるとうれしいワ〜
 (ぜひまたきてね〜)










  臨時カフェ

 メニューはサンドイッチにコーヒーとハーブティー








 最新式の白いワゴンに、持参のシャベルとツルハシと
 槌まで積んで(そんなのあるのに〜)
 颯爽と去っていったK氏のあと、
 仕上げをするBとD


今ごろのジャルダン







 
 相変わらず旺盛なカレンデュラ




 








  セージの花はいい匂い!


花、花、花

手前はキャットミントの青と白
離れた位置からもすご〜く
いい匂い!
猫にはたまらないみたいです

後ろは白いバラクーベルトに
今年植えたばかりのピンクの
マダム・イサーク・ぺレール、
黄色いのは・・
名前を忘れました

右後方はセージの花



お茶



 アーティチョークのお茶

 花弁を干したものを煮出して飲みます
 少し紫がかってきれいです

 味は?・・う・・む・・不味くはありませんが・・
 特別美味しいとも・・
 肝臓に良いそうなので
 スープに仕立てて飲むのもよろしいかと


 





 花のお茶

 カモミールにカレンデュラとバラ、レモンバーベナと
 ローズマリーの枝を少し

 一杯目はハーブティーだけで、二杯目は紅茶に
 ブレンドして頂きました











     










夢のガーデンへ  パート4
2011年5月20日

 過酷な(!)労働の日々

 門柱と害獣避けネットは出来たものの
 中はまだがらんどう

 小屋に続くアプローチには
 砂利が山積みで
 車どころか人も通れないありさま









 まずは砂利の山を広げててん圧機で固めました

 重量のあるてん圧機が倒れないように
 梯子のてっぺんにロープで結びつけたのは
 何でも念には念をいれるBのアイデア

 




 あちこちに長年の間に溜まった
 泥やゴミの山
 それに、笹が縦横無尽に深く
 根を張っていて
 ガーデンらしく植栽していくには
 まずツルハシをふるって
 根を剥がなくてはいけません

 果てしなく過酷な労働の日々は
 続きます(オヨヨ・・)



手作り大作戦

 もう何十年もここに建って
 忘れられていた汚い作業小屋に
 ペンキを塗ってしまいました
 トタンの壁部分はレモンイエロー
 真ん中のシャッターは
 チョコレート色に

 ジャルダン人Dがシャッター部分に
 ジャルダン・ビオのロゴと
 ジャルダンのハーブたちの絵を
 描きました





  他にもこんなものを

 小屋で見つけたミルク缶

 どうしてこんなものがあるのか不明ですが
 これにも白いペンキを塗りました

 

  
  オブジェのように黄色い壁の前に置いてみました
  その内にハーブの鉢なんか置いてみます



長いテーブル

 近くの製材所の
 ランバさん(お馴染み!)から
 天板にするための五枚の
 長い板を調達して
 柿渋を塗りました

 その辺に転がっていた丸太を切って
 上部にチェーンソーで切り込みを
 入れて(難しかったあ!)作った
 足の上に天板をのせて
 長〜いテーブルのでき上がりぃ!

 ↑製作者B               ↑入念にチェックするA


寄せ植えボックス


 すっかり底が抜けてしまった木箱に柿渋を塗ったら
 レトロないい感じの色が出ました

 底に敷く、サイズがピッタリのブリキの蓋も見つかって
 寄せ植えのボックスが出来ました

 昔々焼かれた大量の炭を小屋で見つけ
 ボックスの底に敷き詰めてやりましたから
 排水もよいかと・・



 





 前述のミルク缶も、炭も、他にもいろいろ・・
 汚いボロ小屋とばかり思っていた作業小屋は
 資金に限りがあるジャルダン人には宝の山

 山を切り拓いて植林を繰り返し
 今日の山の礎を築いた先祖たちからの
 「応援メッセージ」を感じないわけにはいきません

 祖父母や父母や・・多くの人たちがこの地に生きた証を
 ジャルダン・ビオの形で現すのが、ジャルダン人の夢です

 山林不況の長いトンネルの中で
 まるで役に立たないお荷物のようにいわれる山を
 心と身体を癒すことの出来る夢の空間にするのが
 「応援メッセージ」へのジャルダン人の答えと思って・・

番外
こんな場所も


 ↑Aの座っている場所
   



 門柱の脇に植えたウコン桜の周りに、こんな砂利庭のようなスペースができました

 網囲いに緑のカーテンを張り巡らせたいと、朝顔を二本植えましたが、さて、うまくいくでしょうか?

 作業の合間に腰かける切り株も置きました






                                     









巨大アーティチョークブログ
2011年5月12日
 


 ぎゃあ!!

 何が気に入ったのか
 このアーティチョーク
 こんなに巨大化
 してしまいました











   てっぺんの蕾は特に大きく
   優に握りこぶし2つ以上はあります








 今日の収穫を、塩と輪切りの
 レモンを入れたたっぷりの水で
 茹でること20分
 途中から紫色がグリーンに
 変わってきて、なにやら妖しい
 たべものの雰囲気





 外側の皮を筍のように剥いていって 
 芯の軟らかい部分に塩胡椒とオリーブオイルを振りかけて頂きますが・・
 
 お味は?

 う・・む・・
 まさに筍のような・・味というより食感を楽しむものかと・・

 イタリアやフランスで好まれるアーティチョーク
 日本人が筍に春を感じるように、かの国の人々もアーティチョークやアスパラガスに
 季節の旬を感じるのではないかと思います


初夏の花たち パート2
 

  <ジギタリス>
  咲いてきました!
  中の斑点がなかなかのインパクト








 


  <カレンデュラ>

  お馴染み定番のこの花は
  今年もせっせと花をつけてくれます





  ↑<九輪草>                     ↑<ニゲラ>
 黄色い小花が綺麗             






 白い薔薇はクーベルト
 赤い薔薇はフランシス・デュプルイ

 今はまだ油虫にも喰われず芳香を漂わせてくれていますが・・
 暑くなるにつれて大変なことになるハズです!

 薄めたハーブ液に牛乳や木酢液、ニンニクや唐辛子を入れた有機防虫液で
 どれくらい撃退できるでしょうか?
 
 ちょっと不安が・・

番外



  (↑はっきりした写真を
    よそからお借りしました)


 朝になると、頭が青みを帯びたグレー、お腹がエビ茶がかった赤の綺麗な鳥をよく見かけます
 大発見かも?!

 鳥のことならこの方!伊豆にお住まいの友人(伊豆のマダム)のハズバンドは野鳥の研究者
 写メールを送ってお教えを請うてみましたら、すぐ判明しました

 磯ヒヨドリのオスですって
 沖縄から北海道まで日本中の海岸に近いところでよくみられる鳥で、
 うちのような山間部でもみられるとか
 
 大発見ではないようでした・・残念



                           









夢のガーデンへ パート3
2011年5月8日
 地ならしが済んで、
 畔シート利用の側溝を通し、
 水はけの悪い真ん中に
 砂利を入れて道を作ったあと、
 上の谷から待望の水も引けましたが、
 まだ山積みの課題が!

 その一つ、獣害対策用の
 網はりが終了しました

 足場の悪い場所に
 笹や木が生えていて、
 刈り取るのに難儀しましたが、
 これで鹿も猪も大丈夫!(たぶん・・)




 門と門扉は追々好みのものを
 作って行くことにして、先ずは害獣避け
 囲い(人間の勝手ですが)の入口としての
 門柱だけは立てなくてはいけません

 まず、丸太を立てるための
 直径15センチの穴を2つ掘りましたが、
 石ころだらけの地面が堅くて、
 だいぶガタがきているAとBにはこたえました

 (←「次は交代!」
 スコップを奪い合うAとB)





 普通の行程では底に砂利を敷いてから
 コンクリートを流し入れて丸太を固定させるのでしょうが
 ジャルダン人BはU字溝とその蓋の間に
 丸太を突っ込んで固定させる、という
 U字溝作戦を考えつきました







  重い丸太の下敷きになることもなく
  2つの丸太は無事立ちました





 門扉ができるまで、納屋から出てきた
 パイプの枠組みに網をはって、
 網の囲いに続く取りあえずの入口を
 作りました

 通りかかった人から鹿でも飼うの?と
 冷やかされますが、こうしておかないと
 色んな動物に入られて
 植栽したものを荒らされてしまいます


 タデアイ







 側溝に沿ってタデアイを植えました
 タデアイは蛇が嫌うと聞いて、
 大の長いモノ嫌いのBが種を取り寄せたものです

 蛇やら虫やらの活動が活発になるこれからの季節
 なんとか住み分けて共存して行きたいと思います



初夏に向かって

 <チェリーセージ>

 年中咲いてくれる
 働き者ですが
 さすかこの季節の
 チェリーセージは
 色も大きさも抜群!
 





 <チコリ>

 まだ花はつけていませんが、
 こんなに巨大化してしまいました





 <ジキタリス>

 強心剤として使われるこの花、
 全草が毒草扱いですが
 咲き揃えば迫力満点の花になるはず

 楽しみに待っています










    

                                      




春の種まき
2011年4月26日
カモミールやミント、ホアハウンド、ワームウッド
なんかの小さな種は四角い育苗箱にばら蒔き、
ナスタチュームやズッキーニ、コリアンダー
なんかの比較的大きい種は
ポットに何粒かづつ。

花とハーブと野菜が渾然一体となって育つ、
「オーナメンタル・ベジタブル・ガーデン」を
目指して(目指すのは勝手でして・・)、
今年は装飾的にも美しい種類の野菜の種を
せっせと買い求めました。




赤く縮れてるレタス、ロロロッサ、皮が薄くて黄色いゴールデンズッキーニ、
美しい黄緑色の珊瑚のようなカリフラワー、ロマネスコプレコス、
緑の葉っぱにカラフルな茎を持っスイスチャード・・

こんなメルヘンチックな野菜たちが、
薔薇やハーブに負けないで花壇を彩ってくれることを大いに期待して、  
連日種まきに励んでいます・・が?



種を蒔いていたり、ハーブを採集していたり・・
なんかの作業の途中で、ハサミや
マジックインキやセロテープや・・が
必要になったり、携帯やティッシュやマスクを
家の中に取りに行かなくても済むような
「作業効率アップエプロン」を試作中です。

収穫物やゴミまでも(?)入れられるように、
大きくまん中にポケットを開けましたが、
ポケットが大きすぎて、かがんだ拍子に
中身がポロポロ・・


結局まん中に仕切りを入れることになって、有袋類ポケット案(?)はボツに

このエプロン、
今後は益々進化を遂げることになって行く?ハズです
ご期待ください!



やっと咲いた花たち


 今年はなかなか安定した春の陽気にならなくて
 ヤキモキしましたが、
 やっとチラホラ花が咲き始めました。

 早くから咲いて、
 春の香りを届けてくれていたいたブルーキャットミントに加えて
 黄色いカレンデュラと苺かキャンドルのような形の
 穂になって咲くクリムソン・クローバー




 今春初のドライフラワーを作ろうと、
 シリカゲールに浸け込みました

 薔薇、カモミール、ラベンダー、ボリジ、
 アルカネットはもうすぐ
 ベルガモット、ヤロウ、セージ、
 ゼラニューム、ジギタリス、マロウ、ニゲラ・・
 なんかはもう少し先に


番外:水屋神社

 

 近所にありながら通り過ごしていた水屋神社は
 知る人ぞ知る由緒ある神社

 千年の大木、水屋の大楠は、根っこが地表を
 鷲掴みするように立ち上がり、幹は苔むして
 神々しいばかり
 







 (←地元なのに初めて訪れて驚くジャルダン人A)






 周囲には椋、榊、栴檀、榊などの
 古木が立ち並んで、神聖な雰囲気を
 醸し出しています





       椿のじゅうたん↑




 神社から川に降りる道をたどると、
 エメラルドグリーンに沈む淵が現れます
 
 昔々、伊勢の神と水屋の神が国境を
 決めようと、大きな石を川に投げ入れて、
 波が止まった高見の地を国境と定めた、
 という神話の、神様たちが 
 石を投げ入れたのがココだそうです

(←写真を撮りまくるジャルダン人A)
     
     







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夢のガーデンへ パート2
2011年4月13日

  排水溝工事

 大型重機満載して現れた、ゴージャスな助っ人T氏が
 ユンボで地ならしし、排水溝を掘って、
 風のように去っていかれたあと、
 はて?溝にはU字溝?
 重た〜くて値段もケッコウするあのコンクリートの構造物を
 使用しないで、雨水処理できる代用品はないもの?

 徹底的に創意工夫の(実はおカネがないだけですが・・)
 ジャルダン人Bが閃いたのが・・田んぼの畦シート!
 従来の波形のより、材質も形状も一段進歩したものを、
 農家の友、コ○リで見つけました。

 シートを張り杭を打ち、これで大丈夫!・・かどうかは
 大雨が降ってみないと分かりませんが、
 あとは追々底にコンクリートを流すことにして、
 取り合えず側溝のメドは立ちました







  砂利を格安料金で手に入るように計らってくれた人にも
  恵まれて、入り口から奥へのアプローチの目ぼしもついて
  ヤレヤレ

  残る関門の筆頭は水の確保です
 






  水工事

 昔々、何十年も前に、
 隣の谷の上流にコンクリートで水源工事を施して、
 水を引き入れていた家があって、
 よくよく探してみるとその時のホースが残っていました





 何しろ何十年も埋もれていたホースは、
 中に砂利が詰まっていて、
 開通させるのはホネが折れましたが、
 振ってみたり地面に打ち付けたり・・
 やっと水が通りましたヤッター!








  下方1/4くらいはホースが足りなかったので、
  ブルーの放水ホースを接いで間に合わせました





 優れ物の切り替えジョイント

 必要ないときはそのまま谷に流しっぱなしになるように、
 ホースの終点に付ける切り替えジョイントを見つけてきました
 (ホント!コ○リには何でもあるわ!)

 水を引っぱって来ることが出来て、
 「夢のガーデン」もひょっとしたらユメではないかも?!
 ・・つづく






       






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夢のガーデンへ
2011年4月1日

 ユンボにキャタピラー、発電機!どんなに夢見たことでしょう!

 重機を満載した、クレーン搭載の大型トラックから
 ヒラリと降り立ったのは、ジャルダン人Bの幼馴染みT氏

 自ら拓いた石の工房を徐々に閉めることを決意しているT氏
 長年愛用の重機たちをどうしたものか思案しておられた様子

 車を横付けできる新たなジャルダンの開拓は
 私たちジャルダン人一家の夢!

 小柄なT氏が途方もなく大きな存在に思えます

 T氏自ら重機を動かして、
 技術の提供まで申し出て下さいました
  感謝!感謝!









 発電機にミニキャタピラー、てん圧機を満載した
 軽トラックごと頂戴してしまいました!
 こんなことってあるんですね!
 (もう二度目はないと思います)











 高低差の大きい土地を地ならしするために、ユンボで
 掘った土をキャタピラー付きの運搬車に乗せて運びます
 


初めてのモイスト・ポプリ


 以前ご紹介した(2010年11月21日ブログ)モイスト・ポプリ

 う〜ん、なんとも豊潤な香り・・
 しかし、こんなに塩マルケでいいの?
 お塩にバラの花びらの芳香が染み込んではいるのですが・・



春先の花たち


 まだまだ霜が降りることも多い春先のジャルダンですが
 可憐な小さな花たちが着実に春に向かっていることを
 教えてくれます

 震災後の東北にも、一日もはやく暖かな陽射しの春が
 やってきますように

 匂いスミレ
  








  ブルー・キャットミント











     
 




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春がきた!
2011年3月10日





 
  早春とセット「ふきのとう」が芽を出し始めました
  なんと美味しそうな薄みどりをしていることでしょう!
  








  そこで、前にご紹介した、吹かし栽培のタラノメと一緒に
  天ぷらにしてみました
  



よくよく見ると





 
  遠目には相変わらずのホネばかりですが・・
  








  白い薔薇フランシス・クーベルトのとげとげの枝には
  新芽がいっぱい

  よかった・・(ホッ!)









 昨秋に種を蒔いて
 厳しいジャルダンの冬を乗りきったチャービル

 刻んでオムレツの卵に混ぜると、とたんにフレンチ!
  







  ローズマリーはなぜか冬中ず〜と咲いてます
 



レッドチコリ





 なんだかきたな〜い皮を被っていて、
 腐っているのでは?と、思わずめくってみたら、
 中には初々しいピンクの葉っぱができてました
 これがだんだん赤みを帯びてくるようです



  




            
  






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春待ちジャルダン
2011年2月27日



 花粉飛散寸前!!

 お騒がせの元は、今こんなカンジです!







 春まだ浅いジャルダンも、まだこんなカンジ

 本当の春が来れば白く咲き誇る(ハズ・・)

 白薔薇クーベルトも、まだ骨ばかり
 地中で力を蓄えているに違いありません・・(ちょっと不安)
 








 クリスマスローズとちいさなスノードロップだけが、
 今ごろのジャルダンの唯一の花

 匂いスミレがもうじき咲き始めるハズです

 春はもうすぐ!






 ジャルダンの縁の下の力持ち
 ジャルダン人Bは寒くても忙しい!

 ギラギラ陽が照りつけてくる前にやっておくことはいっぱい!

 下のジャルダンと中腹のジャルダンの間の鹿囲いに
 ゲートを開通させました

 これで往き来がスムーズに






 まだ手付かずですが、父が遺した広場(2010年12月9日ブログ
 「父からのメッセージ」)に陽が射し込むように
 スギの木を20本ばかり伐採しました

 随分陽当たりが良くなりましたが、そのぶん草との闘いが!

 鹿避け囲いやら、排水工事やら、ジャルダン人Bのお仕事は
 抱えきれないくらい!

 ホント、どなたか力と時間が余っている方
 手伝っていただけませんかねー?
 


タラの芽





   昨年末から伏せておいたタラの木が芽吹いてきました




 






   一番大きいのでこれくらい







 もう少し気温が上がってくれば食べられるサイズになるハズ

 水を変えて、またビニールをかぶせておきました



番外 アナスイの指輪

 

 いつもお洒落なMさんの指輪







 パカッと蓋が開いて、中にはこの間差し上げた
 ジャルダン特製薔薇のバンドクリームが!

 期間限定、空港限定なので入手困難なんですって
 私もほしい!
 








   


                                    



年に一度のお手間いり
2011年2月8日

 チャングム粉

 ナニを隠そう、韓国ドラマ大好き!でして・・・
 一世を風靡した(?)チャングムの後半で、名もない庶民の
 生活の知恵として紹介されたこのダシ粉を、のんびりできる
 今ごろのシーズンに、毎年作ることにしています

 材料は、煮干し、干し椎茸、昆布、干した大根の葉

 煮干しは腹ワタを取り除き、身は頭と胴体にわけて
 身は裂いておきます(これが第一のお手間いり)

 昆布は細切り、椎茸は小さく割っておきます




 材料は別々にフライパンで空炒り
 煮干しの頭と胴体は別々に炒ります
 椎茸、昆布も同じく空炒り
 (以上が第2のお手間いり)
 




 フードプロセッサーで粉にします

 30年近く前に買ったこのフードプロセッサーは
 チャングム粉を作るこの時期だけのためにあるようなものです
 




 粉にしたものをふるいにかけます

 細粒になるまで何度もふるいます

 気をつけて作業をしても、部屋中、身体中に
 煮干しの粉が舞い散ります(最大のお手間・・)




 大格闘の末出来上がり!

 母が存命の頃は出来立てホヤホヤの一番ダシ(?)を
 届けたものですが・・(ウルウル)

 今はお料理好きな方に差し上げることにしましょう

 汁物、煮物、炒め物の隠し味に
 ブイアベースなどの洋風煮込みにも使います
 
 カルシウム、ミネラルいっぱい!
 ダシもそのまま食べることになりますから、
 身体にいいこと間違いなし!




 夏みかんのママレード

 お隣の、93歳になってもバリバリ現役お百姓のおばあちゃんに
 頂いた、無農薬の夏みかんをママレードに

 夏みかんを皮と身にわけておきます

 皮は白い部分を少しそぎおとし、細切りに。
 種はペクチンを取るために、水で煮ておきます




 皮を三回ほど茹でこぼしたあと身を合わせて、
 夏みかんの目方の半量の砂糖をいれ、
 アクをとりながら煮詰めます

 トロミが出てきたら、別に煮ておいた、種から取ったペクチンを
 加えて更に煮詰めます




 煮沸した瓶に詰めて出来上がり!

 パンにつけたり、ヨーグルトに入れたり、
 タレやソースや豚肉を煮るときにいれても













          







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2011年2月1日

 今年もやっぱり冬はカラカラ!カサカサー!
 そこで、わたしの手作り最強コスメ(?)をご紹介

 <ハンガリー・ウォーターとローズのハンドクリーム>
 泡立てた石鹸で丁寧に洗顔したあと、ハンガリー・ウォーターを
 パシャ、パシャ・すぐに市販の乳液で肌にフタをして、おしまい

 夜は手に付けたハンドクリームのアマリをすこーし顔にも
 (これは伊豆に住むハンドクリームお気に入りマダムA子さんの
 お薦め)

 月に一度、(フランス繋がりの)同好会でお会いするKさんの
 まるで赤ちゃんの肌のように綺麗なピンクの素肌に触発されて
 ノーメークに挑戦してみました

 一年近く続けるうちに、どこにでも素っぴんで
 出掛けてしまうようになりました(ズーズーしくてスミマセン)

 いつでも好きなときに石鹸で顔を洗えて、解放感はバツグン!
 しかも経済的!




 冷蔵庫にストックしてあるハンガリー・ウォーターの原液

 左が春、右の少し色が濃いのは秋物
 (ハンガリー・ウォーターの材料については2010.7.20ブログを
 ご参照ください)

 花が咲いた時期のローズマリーが一番薬効があると聞いて
 秋にも浸け込みましたので、使いきれないほどのストック

 興味を持たれた方にはプレゼント致しますので
 どしどしメールを!!





 ハンガリー・ウォーター原液を化粧水用に希釈して使います

 精製水で5%濃度になるように原液を薄めます
 (100CC作るなら原液は5CC)

 保湿にグリセリンを入れ(入れ過ぎると却って皮膚から
 油分を奪うので、5〜10%程度に)、キサンタンガムを
 ほんの少し入れてトロミを(キサンタンガムは入れ過ぎると
 ドロドロになってしまいますから、加減しながら)

 (以上はハーブ講座でお知り合いになったアロマテラピーを
 勉強中の美人ママ、Kさんに教えて頂きました
 Kさん、ありがと〜またいろいろ教えてくださいね〜)

 オプションとして
 ハンガリー・ウォーターのレシピにはありませんが
 浸け浸け大作戦のブログ(2010.6.20ブログ)でご紹介した
 カモミール、どくだみ、カレンデュラのチンキをスポイドで
 ほんの少し垂らします(保湿も美白も、これで安心!)




 今年のカサカサシーズンはまだまだこれから・・

 ハンドクリーム大好き!と喜んで下さるあの方、この方を
 思い浮かべながら、真冬の陣中見舞い用に
 カレンデュラとローズをたっぷり詰め込んで
 オリーブオイルとマカデミアナッツオイルに浸け込みました

 今月半ばには出来上がりますからね〜 お楽しみに




          




 厳冬でも

 <クリスマス・ローズ>
 ハーブはみんな首をすっ込めている真冬のジャルダンで
 ただ一つ、クリスマス・ローズだけがひっそりと咲いています

 でも、昨今ブームのクリスマス・ローズ
 全草が有毒(特に根茎は猛毒)なんですって

 汁液が皮膚や粘膜に付くと炎症を起こすとか
 ご用心を!







          






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真冬の楽しみ
2011年1月11日


池デッキの上の味噌樽(2010年11月7日のブログに掲載)に
雪が積もりました

山間部の冬は厳しく、よほど穏やかなお天気でないかぎり
ハーブの世話をしに山に登る気にはなれません

それで・・
温かくした居間から日がな1日味噌樽を眺めることに・・





風雨に晒しているのでだんだん傷んできた味噌樽に
ニスを塗りました
本当は柿渋で塗りたいところですが・・






ちょっとアフリカンな色柄のハギレを見付けたので
何枚か接ぎ合わせて味噌樽に掛けてみました

中近東風のエキゾチックな色使いの裏地を付けて
黄色い縁取りをしました




(←アフリカンな表バージョン)





ハデな裏も見せたいのはヤマヤマですが
やっぱりやめたほうが・・










(←裏の中近東風バージョン)


真冬でも元気

タイムやミント、セージ、レモンバーム・・
あんなに青々していた葉っぱもののハーブは青息吐息ですが・・
厳しい真冬のジャルダンでも元気にしているハーブをご紹介します


ボリジ

葉っぱは厚く青々して
この寒いのに
花の蕾まで!





アーティチョーク

寒いのはそんなに苦にならないみたいで
堂々と葉を広げています






ラベンダー

フレンチ系は
耐寒性に優れているとか
蕾は今にも咲きそうに





サントリーナ

ほおっておいても
刈り込んだようにまあるい





レモン

苗木で植えてから三年
秘蔵っ子のレモンはずいぶん太く丈も延びました

花は咲いたのは見ましたが
いつ実がなるのでしょう













        







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あけましておめでとうございます
2011年1月1日



お屠蘇がわりにホットスパイスワインを作りました
オレンジジュースで薄めるとグイグイ飲めてしまうので
ゲコには注意が・・

でも、甘くてスパイシーで美味しい!






ハーブお節

今年はハーブでお節を・・というわけで
牛スネ肉の赤ワイン煮(ドーブ・プロヴァンサル)を作ってみました

赤ワインのマリネ液に肉を三時間くらい漬け込んでから・・






マリネ液ごとグツグツ肉が柔らかくなるまで煮込みます






レンコンとゴボウを入れた、根菜類タップリのチリコンカン

パブリカ、クミン、オレガノ、カイエンペッパーなどのスパイスを
入れたので、かなりヒリヒリ、スパイシーな味に






昨年のサフランは、これからという大事なときに
なにやら小動物に侵入されて大打撃を受けました

やっと難を逃れたひとつまみのサフランを使って
サフランライスを作りました

お肉の赤ワイン煮とチリコンカンを付け合わせて
サフランライスに混ぜ合わせながら頂くことにしました