2018年


運命の出逢い!
2018年12月22日



大きな裏漉し器とボール

時折り覗く厨房機器の古道具屋さんで見つけました
ずっとほしかった裏漉し器!

冷凍してあるスモモと梅をジャムに仕上げるためには
必須の道具です

こんなに大きくて丈夫なプロ仕様の裏漉し器に
何気なく立ち寄った時に出会えるなんて!
しかも新品で価格もお値打ち!
ジャムの神様が降りてきてくださったのかも?

ついでに隣においてあった
ドでかいステンレスのボールもお買い上げ

これは中古ですが1500円とチョーお買い得!







 スモモの裏漉し作業中






ゆでたときの汁も加えて

綺麗なオレンジを帯びた
ピンクのスモモの裏漉し完成 






梅も裏漉しました

とにかくモクモクとやるしかない!

う・ら ・ご ・し(゚∀゚)

大きな裏漉し器と出逢ったお陰で
出来ました







二つのジャム完成


左がリンゴ&スモモ
スモモの酸味を効かせた
爽やかなピンクのジャムになりました

右がリンゴ&梅
梅のコクに合わせて、グラニュー糖の代わりに
喜界島の生ザラメを使いました

こっくりした大人のジャムに仕上がったつもり
 



レモンの収穫


ジャム作りには欠かせない
レモンの収穫時期を迎えました
 





今年のレモンはデッカイ!

普通サイズのと並べると
1・5倍はありそうなのがたくさん生りました
 






柑橘類の絞り機を買ってからは
レモン絞りがラクになりました

絞った果汁は製氷器に入れて
冷凍しておきます

これで安心して
来年もジャムが作れます  

重箱


今年もおに柚子のシーズンが無事終りました

おに柚子ジャムを作る合間に
おに柚子ピールを作りました

屋根裏を片付けていたときに
たくさん出てきた伊勢春慶の重箱の中から
一番小振りなサイズの重箱に入れてみました

伊勢春慶は下地にベンガラや柿渋を塗ってから
一度だけ漆を塗って仕上げるので
手入れも簡単で安価であったところから
生活雑器として人気があったようです

漆が少ないだけ木目の美しさが際立ち、伊勢地方では
保存会も立ち上り再び注目を集めているようです

プラスチックも百均もなかった時代の道具は
今よりずっと趣も値打ちもありますね

何かと忙しく暮らしているうちに
年の瀬を迎えてしまいました

また新しい年が始まります
どうぞ佳いお年を 





デビューしました!
2018年10月23日



 イオン明和店で10月19日から三日間開かれた
 みえ南部地域の各商工会主催の食の特産品フェアに
 ジャルビオも初お目見えしました(オズオズ・・・)







 各々のジャムと薔薇の紅茶の後ろにパネルを置いたり
 薔薇のコサージュをピンで張り付けた横断幕も貼ったりして

 いよいよデビューです(ドキドキ)








 一日目の午前中はお客様の出足もゆっくりで
 騎馬戦のように組んで置いたジャムの騎馬の部分はまだタップリ







 午後になって客足も増えて売れ始め
 土台の騎馬たちはかなりバラけてきたみたい(その調子!)








 二日目に補充した分も順調にお買い上げ頂き
 最終日の午後2時ごろにはあと一個!
 まさかの「終了しました」の札を各篭に立てました(パチパチ)







 最後のお客様に猛攻撃をかけて(!?)
 残り一個もめでたくお買い上げ

 ありがとうございました

 数々の幸運が重なって、まさかの売り切れ御免の
 ありがたいデビューとなりました

 人通りの多い目立つ場所を指定していただいたこと
 商工会のスタッフさんたちやまわりのお店の先輩方のお心遣い
 皆様のおかげです

 遠路はるばる車を飛ばしてご来店頂いた
 津軽三味線教室の友 ゆーこさん
 沢山のお買い上げをありがとうございました

 無謀なエントリーを決めてからこちら、
 ご心配をかけていた(たぶん)方々
 ありがとうございました

 今回は幸運に見舞われて良い結果を得ましたが
 安定した商品を世に出すには
 まだまだ力が足りないことを痛感しました

 益々精進して、ムシャムシャ食べて頂けるような
 食物繊維いっぱいのフルーツジャムをお届けしたいと思います








夏の想い出
2018年8月15日



 「酷暑」以外の言葉がみつからないほどの今年の夏ですが
 一服の清涼剤を頂いたような素敵なお店に連れていってもらいました

 山深い美杉の、そのまた山を分け入った森の中に建つ
 れすとらん「朔」

 芸術家でもある若いご夫婦が、この地の「山神さま」に導かれ建てられたと聴きます
 (詳しくは 建築資料研究社コンフォルトback number146をご参照ください)







 入り口左手の一段低くなった辺りは
 綺麗に草が刈られた牧草地でヤギが一匹
 




 正面の小さな円い池に植えられているのは、菖蒲?かと思えば

 なんと!稲・・・
 朔で供されるお米は店主手ずからなるものだそうです

 木陰に置かれた荷車が牧歌的な雰囲気に良く似合います








 広く開けられた入り口を背にカウンターテーブルに座ると
 前はガラス窓が開け放たれていて
 陶芸家でもある奥さまの作品、二体の白い像が
 グリーン一色の庭を背景にシルエットのように浮かびます

 苔むしたキハダ葺きの屋根には谷川から汲み上げた水が流れて
 冷気を室内に呼び込む驚きの仕掛けがしてあって
 晴れた夏の青空を背景にして、
 軒先から雨垂れのようにポツポツと水滴が落ちる不思議な樣が
 額ぶちの絵のようにくっきりと切り取られて見えるのを・・・


 うっとりとみとれていて、写真を撮るのをすっかり忘れました(@_@;)/~~~

 残念!!



お料理



 長い盤の上に並べられた前菜
 香良洲のヒラメのお鮨、同じく香良洲の(たぶん・・・記憶があいまいで)ハモ、
 宮川の鰻、サザエの器に盛っているのは地元美杉の蒟蒻と豆・・・

 紅いのはトマトかと思えば西瓜でした

 玉蜀黍でできたお豆腐も絶妙
 丁寧なご主人の説明にフムフムとわかったつもりが、
 充分にインプットされていなかったらしく、記憶が曖昧で(゚∀゚)

 地の食材の持つ力を最大限に引き出して
 その恵みを芸術家の感性で練り上げた
 目にも舌にも心地よいお料理でした








 一時間以上をかけて、炭火でじっくり焼かれた鮎

 陶芸家の奥さまの手になる、
 清らかな水の流れを彷彿とさせる美しいお皿にのせられて
 蛇腹に切った胡瓜と共に黄味酢が散らしてあります

 頭から尻尾まで骨ごと食べられるやわらかい仕上がりです







 臭みの全くない、やわらかい絶品鹿肉のロースト!
 臭みがないのは、地元の猟師さんの見事な秘伝の捕獲の技に依るものとか

 夢中で頂いてしまって
 写真(!)と思い出したときはこんな有り様(=゚ω゚)ノ








 食後はカフェスペースに移って(ここはクーラーが入っていました)
 ゆっくりお茶を頂きながら、オーナー夫妻とお喋りをして、
 滞在時間は優に三時間
 お腹も心もたっぶり満たされてお暇しました
 (ネットで朔を発掘して以来通いつめているマリコさんは奥さまとまだ何やらお話し中)

 マリコさんならずとも、お相伴した三人とも去りがたい、
 余韻が心に残るれすとらんでした

 ご馳走さまでした

ローズガーデン進行中




 鹿避けのフェンスに門扉を取り付けようと思います
 今までに何個か経験済みなので、
 門扉本体の製作はスムースなのですが、
 柱を立てるための二本の深い穴を掘る作業がかなりの重労働です
 この穴にセメントを流し込んで柱を固定します

 写真は門扉の前に立てた二本の栗の木のポールです
 まだ虫や蛇の心配がない春の肌寒い頃に
 山から切り出してきた栗の木が役に立ちました

 来年になれば、このポールにピンクの華やかな薔薇、ピエール ド ロンサールが
 絡みついてくれる・・・ハズです








 門扉作りは鼻歌まじり






 こんな感じ
 鍵も取り付けました

 その内に色を塗りたいと思っていますが・・・このままでも?








 八ヶ岳のばら園に注文したアーチも無事に立てられました





 植え付けたのは4月でしたが
 大苗で植えた薔薇は一年目でもよく咲いてくれました
 オーガニックで育てたいと思っているので、
 いまの季節は葉を青虫にかじられて
 丸坊主になってしまっていますが
 シュートを伸ばして結構元気にしています
 (これらの写真はよく咲いた五月頃に撮ったものです)

 地名とこの地を育んだ亡き父のニックネームに因んで
 ビッキーズ ローズカーデンと呼ぶことにしました 
 

 来年の春にはもっと賑やかなローズ園になる・・・ハズです







秩父行
2018年5月27日



 学生時代に寮で起居を共にした懐かしい友人たちと
 東京の護国寺に眠る友人のお墓にお参りしてから
 昼食を一緒にしたあと別れて、秩父に行ってきました

 池袋から西武鉄道秩父線をゴールデンアロー号で1時間40分
 リニューアルされた秩父駅は秩父夜祭りをイメージして
 華やいだ赤い色にあふれていました






 駅前に西武鉄道によって建てられた温泉施設「祭りの湯」







 さすがは西武!

 温泉から出て休憩ラウンジに行くと
 そこにはずらりとリクライニングシートが並んでいて
 なんと、それぞれにテレビが付いています

 音はリクライニングシートの枕の辺りから聴こえるようになっているので
 すぐ隣の音もまったく聴こえません!



銘仙館



 旅の目的は秩父銘仙に触れることでした
 住宅街を歩いて銘仙館を訪ねました







 旧埼玉県繊維工業試験場秩父支場本館だったというレトロな建物の中を
 貸し出しの銘仙の羽織を着て歩くことができます

 







 銘仙は他の絹織物とどこが違うのか?
 全く知識がなかったのですが
 館内を廻るうちになんとなくわかってきました

 糸を織りながら模様にしていく紬や
 織ってから柄を染める友禅などと違って
 銘仙は経糸だけを通しておいたものに
 型押ししながら柄を染め付けていくようです








 このように経糸だけに柄を染め付けます

 (これはタペストリーの見本です)







 同じように染め付けた2枚の経糸の間に
 緯糸を組み込ませて1枚の布に織り上げます







 染付けが済んだ2枚の経糸の間に
 緯糸を組み込んで1枚にするため
 銘仙は謂わばリバーシブルのようになっていて
 表地が色褪せれば裏表に仕立て直すことができるため
 二度新調できることがウリになったということです

 量産が出来たことで安価な上、斬新な色使いと絵柄で、
 大正から昭和にかけての女性たちに流行しました





 銘仙を使ったお洒落な小物を
 「ふるさと館」の中の雑貨のお店で見つけました



秩父神社



 徳川家康によって建てられた秩父神社は
 家康没後家光によって建てられた日光の東照宮に似ています

 水やりをしていた若い神主さんをつかまえて聞いてみると
 左甚五郎作の三猿についての面白いお話が聞けました



お元気三猿



 秩父神社の三猿はミザル イワザル キカザルではなく
 よく見 よく聴いて よく話すお元気三猿とよばれています

 日光の三猿と違って、ポッチャリしたふくよかな体型は
 大人の猿を表しているそうです

 まさに情報化時代にマッチした猿たちというわけでしょうか

  ※上手く撮れなかったので秩父神社のホームページより写真をお借りしました








 旅には団子がなくっちゃ!

 大通りを入った目立たない路地の奥に
 クルミ蕎麦の名店「入船」がありました







 クルミ入りのつゆにつけて頂くくるみ蕎麦

 
 サクサクの野菜の天麩羅

 あとでモツ煮込みも一つ




帰ってみれば


秩父から帰ってみれば

山では薔薇が真っ盛り






 今年も無事に薔薇ジャムを作ることができました

 梅雨入りを控えてやっておかなくてはいけないことがいっぱいですが
 植物のパワーを糧に頑張って乗り越えたいと思います

 いつも拙いブログをご覧頂きありがとうございます(^▽^;)






瀬戸内のモノ作りを体感する研修旅行
2018年5月1日



  研修旅行と称する(実は・・・?)旅も今度で三回目

  今回は瀬戸内のモノ作りパワーを体感しようと、
  倉敷を皮切りに呉線沿線の忠海(ただのうみ)を経て
  広島へと向かう旅をしました

  まずは倉敷

  運河沿いになまこ壁に囲まれた古い建造物が建ち並ぶ







  <大原美術館>

  倉敷といえばエル・グレコの「受胎告知」を所蔵することで有名な
  大原美術館でしょう








  <カフェ 「エル・グレコ」>

  美術館巡りで疲れたら隣のカフェ 「エル・グレコ」

  ツタの絡まる外観も
  大正ロマンに溢れた内装も
  素敵です







  <夢空間 はしまや>

  明治初期創業の呉服店の住宅の米蔵が
  カフェ&ギャラリーにリノベーションされています
 

  なまこ壁や本瓦葺の土塀など明治の町屋造の面影が
  随所に見られる建物の狭い路地を分け入って
  たどり着いたのはまさに「夢空間」








  チキンの上にかかった、卵がゴロゴロ入っている
  タルタルソースが絶品でした

  器に手抜きしないところはさすが

  お水もちゃんと倉敷グラスで出されます






  デザートに取ったアイスケーキとベリー類の入ったパフェ

  アイスケーキは甘すぎずさっぱりと、大人の味でした








  <倉敷織物>

  400年位前に、島が点在していた倉敷周辺の海を干拓して
  塩分に強い綿花やい草を栽培したのが
  この地方の繊維産業の隆盛に繋がるとか

  「瀬戸内のモノ作りパワーを体感する」などと銘打った旅である以上
  今やプレミアムジーンズで世界中から注目を浴びている児島にも
  足を伸ばしたかったのですが、なにせ・・・

  お洒落なカフェやら夢空間やらの誘惑に勝てず・・・タイムアウト
  お土産物屋さんで瀬戸内パワーの片鱗に触れるのみとなりましたm(__)m

  【真田紐】
  一説には、大阪城落城のあと真田の残党が児島あたりに住み
  真田紐で生計を立てて以来この地に伝わったとか

  【畳縁】
  これも児島で織られています
  畳縁で作られたバッグもありますが、なかなかのお値段でした

  【備後絣の端切れ】
  手触りが素晴らしい!
  これでパンツを作ったら蒸し暑い夏も快適に過ごせそうですが
  残念なことに端切れしか見当たりませんでした
  どこに行けば手に入るのでしょう?

  【MOMOドロップ】
  左の上の方にいるのはレトロなカンカンが気に入って
  たくさん買ってしまったモモドロップ

二日目 ジャム作り体験




  今日は真面目に

  これが今回の旅のメインイベント
  アヲハタジャムの工場見学&ジャム作り体験

  倉敷から山陽本線の在来線で三原まで行って
  呉線に乗換え、忠海駅下車



 



  工場に隣接しているアヲハタジャムデッキとネーミングされた
  青と白の建物は、全館がアオハタジャムの宣伝用に用意されています

  この中で、今日はブルーベリージャムの実習をさせてもらえます♪

    ※写真はアヲハタさんのホームページからお借りしました







  正面入り口を入った広い清潔なホールで
  画面を見ながら会社概要の説明を聴きます







  いよいよ実習室で ジャム作り開始

  IHヒーターが人数分付いたテーブルに
  既に道具と材料がセッティングされていて
  先生の手馴れた説明で火を強めたり弱めたり
  糖度計を覗いたりして
  あっという間にブルーベリージャムが出来上がりました

  実習のあと工場見学もありましたが、ここは撮影禁止








  出来上がったジャム4個とアヲハタジャムの商品1個
  パンにつけるスプレッド、それにボールペン

  これだけ付けてくれて一人800円
  アヲハタさん、太っ腹






  持ち帰ったブルーベリージャムをバゲットに付けて頂いてみました

  先生の仰ることをよく聴いて作ったジャム
  美味しかったー




  <番外>

  あんまり美味しかったので、
  忠海の日ノ出屋さんのランチを紹介してしまいます

  胴丸という、背中が丸い、ガシのような魚のから揚げとタコの天麩羅
  みんなサックサク!
  お魚は頭から尻尾まで簡単に丸かじりできました

  突き出しのようにして出てきた鯛のあら焚きも
  ホロホロと身がほぐれて絶妙の焚き加減

  駅からかなり歩くので、観光客より地元の方が通うお店のようです

  電車のドアが開くとは限らない(!)ワンマンカーに乗ってはるばるやってきて
  美味しいお魚が食べられて

  よかったなー

     ※写真を撮り忘れたので、日の出さんのホームページよりお借りしました



三日目 はじめての広島




  広島に来るのは初めてです
  名古屋に似た大きな街です
  駅に隣接しているホテルを取ったので、朝早く起きて
  JRに乗って宮島口まで行くのには便利でした

   宮島口からフェリーに乗って10分ほどで
  厳島神社の大鳥居が見えてきます







  この日本一の大鳥居、海底深く埋め込まれているのではなく
  鳥居自体の重みで立っているというから驚きです

  思い描いていたのとは違って
  クスノキで出来た柱の木肌はゴツゴツとしていて
  荒々しく素朴な印象でした







  能舞台

  国内唯一の海に浮かぶ能舞台
  茶道の表千家と裏千家の家元が交代で
  毎年神に捧げる献茶祭が催されるとか





  こんなものをみつけました

  オノ・ヨーコさんの祈念コンサート
  平成七年に開かれた式年千四百年祭記念行事の中に
  書かれていました

  ション・レノンとあるのは、ジョン・レノンではなく
  息子のショーンのことであると、あとで気がつきました     








  牡蛎のカレーパン

  宮島に行ったら牡蛎のカレーパンは外せないよ
  と聞いて買ってみました

  想像以上でした!
  プックリした牡蛎が2つも入って、カレーの味もなかなか
  鹿に狙われないように食べるのはスリルがありましたが








  帰りは海から河を遡って
  広島の中心部まで連れていってくれる高速船に乗って
  平和記念公園をめざすことにしました

  写真でしか見たことがなかった原爆ドームを
  船から眺めることができました
  この建物のほぼ真上辺りに原爆が炸裂したようです(合掌)





  広島のもの作りー広島針

  浅野藩が下級武士の手内職のために広めて以来300年
  国産の手縫い針の9割が広島で作られているそうなのです
  全部で30工程を2〜3週間かけて作られるそうです

  曲がらずにしなる、最高の布通り、とキャッチフレーズが書いてありました

  錆びないし、折れないし、疲れない
  こんな針なら縫い物の腕が上がりそう!








  ハイテクのコインロッカー

  百円玉を入れて鍵でガチャンではなく
  パネル操作だけのコインロッカーに遭遇しました

  鍵の代わりにペラペラのレシートが一枚だけ

  無くしてしまったらどこに入れたのかも分からなくなるじゃないですか 

  広島の方はみんなこんなハイテク コインロッカーを使いこなしているのかしら?







  旅から帰って

  「瀬戸内のモノ作りのパワーを体感する旅」は
  すっかり瀬戸内の美味しいものを体感する旅、に変身していました

  予想通り

  しかし
  瀬戸内のパワーはしっかり感じて戻りました

  Bが手掛けている牡丹園の、植えたばかりの小さな牡丹苗が
  こんなに大きな花をつけました

  ジャルビオのもの作りも
  がんばるゾ
  


  


いよいよ春!
2018年3月19日



 <助っ人登場>


 切り株の上に立つ、コロボックルみたいな雰囲気のオジサンが
 新しい助っ人、ターちゃん!

 手入れの行き届いた菜園と梅林、田んぼの世話を一人でこなして、
 ほぼ自給自足で暮らす本物の田舎人です

 日の出と共に活動を始めますが、
 午後三時を過ぎると仕事を切り上げて家に帰って
 今でも薪で沸かしたお風呂に入るという
 地に足の着いた暮らしぶりは私たちのお手本です
 (ぜったいにマネはできませんが)



道作り



 斜面の中腹あたりはなだらかな傾斜で
 横断できそうなので、道をつけようと思い立ちました

 車椅子で来られても大丈夫なような丈夫な道を目指していますが
 重機もなしでできるでしょうか?








 斜面の土をトグワでかいて
 ターちゃんはどんどん道にしていきます

 トグワでかいた土は
 鋤簾(じょれん又はじょうれん)という四角い鍬のような農機具で集めて
 道をならしていきます







 とりあえず山道の出来上り!


 もう少し道幅を広げて、できれば舗装を施して
 落っこちていかないように路肩に工夫すれば
 どなたにも来ていただける丈夫な道になる・・・ハズです








 道の登り口は斜面が急になってしまうので
 土を入れて斜面をなだらかにならすか又は橋をかけるか
 
 難題です

 農繁期を控えたターちゃんの助けを借りることは
 暫くの間は難しそうです

 「なんちゃって田舎人」の我々だけで
 なんとかがんばるしかありません

 先ずはトグワやジョウレンなるモノを買ってきましょう! 


春の庭に
オリーブ



 山の上「ジャルダン」に植えたオリーブは
 虫に喰われてほぼ全滅してしまったので
 そのリベンジを果そうと、
 今度の山の麓「ニユージャルダン」にオリーブを2本植えました

 
 やっぱり植物はいつも見てやれる場所に植えなければ




ミモザ



 伸びっ放しにしていた昨年と違って
 余分な枝を剪定したので
 今年はミモザの黄色が鮮やかに伸びて青空によく映えます


クリスマスローズ



 春本番に向かう前のモノ淋しさを埋めてくれるのが
 クリスマスローズ
 

 うつ向いて咲く花も美しく、鹿にも狙われず、冬の寒さにも強くて
 山間部の庭には最強の花です

 当分はクリスマスローズばかりが目をひいて、
 まだまだひっそりした山の庭です






杉の伐採始まる
勢揃い                2018年2月2日



  一月末の大寒波襲来のさなか
  立木の伐採を依頼してあったS木材さんから
  明日から作業を始めるゾの電話が突然入りました!

  雪の中、頼もしいトラックや重機の勢揃い






  昔の人力ばかりに頼る伐採と違って色々な重機が活躍
  倒れる方向を調節したり

  倒れるまで支えたり

  今回は使用されませんでしたが、伐った木を抱えて
  枝をシゴいてから必要な長さに輪切りにする重機も
  S木材さんはお持ちのようです 




雪降る中で作業は続く



  いくら重機が使えるとは言っても
  山の仕事は大半は人力に依る部分が多い作業です

  
  雪降る山中の仕事の厳しさには頭が下がります







  なかなか立派な杉もありましたが
  建築資材としての用途は限られる一方
  杉一本は大根一本の値段と揶揄されています(トホホ・・・)






  満載したトラックはどこに行くのか
  S木材さんにしかわかりません

  材木市場?バイオマスのためのチップ工場?
  おそらくその両方かと


新しい価値を求めて



  S木材さんがきれいに地空けして下さった伐採跡には
  陽が燦々







  さ〜て
  これからの舞台をどうぞお楽しみに


寒いけど綺麗



  今朝は近くの山も雪化粧
  寒いけど綺麗

  春は確実に近付いています
  風邪引かないように待ってましょう